狙い通り渋滞無しですいすい那須まで来れたわけだが
物凄い早く着きすぎる気がしたので
途中首都高でえらい遠回りをさせて時間を稼いだのは
隣で運転していた三太君には内緒だ
そして那須インターで降りるはずが
うっかりと白河インターまで行ってしまったのはご愛嬌だ
時は7時半
まずは道の駅「那須高原友愛の森」で休憩をとる
仮眠を取り9時から行動開始
この日の為に買った折りたたみ自転車1万円を組みたて
クラシックカー博物館を目指す
俺の目当てはフィアット600
三太君の目当てはBMWイセッタ
いつかは旧車
が合言葉の二人なのでここは今回の旅行の目玉と言っても良い
道の駅からは自転車で10分ほど
午前中のいっぱいをここで過ごした
車だけでなくバイクも置いてあり
MVアグスタやTRIUMPHの雄姿に涎をたらして見入っていたりした
昼飯はクーシというパスタ屋
非常に美味しかった
オーダーミスから三太君は普通盛りと大盛りの2皿を平らげることになった
もたれた胃袋を抱えたままサイクリングに向かう
天候に恵まれ、外はぽかぽかと暖かい
高原の風は適度な涼しさでサイクリングにはもってこい
星の止まり木というペンションには早目にチェックインをして
露天風呂を楽しみまた仮眠を取った
ここは一泊朝食しかつかないのだが、そのかわりに代金が一人5775と格安である
なので夕食は外に食べに行くことになる
再び自転車を持ち出し洋食店ボリジに移動
緩やかな坂をひたすら下る
楽ちん楽ちん
ヒレカツの香草焼きとソーセージ盛り合わせを食べながら
バドワイザーを一杯
幸せだ
帰りはコンビニなどに寄りつつご機嫌で帰る
あの楽ちんだった下り坂が考えていた以上の急勾配だったことに驚く
実は大学の自転車部などが強化合宿に使うほどきつい坂だったらしい
ずっと自転車を漕いで疲れていたので、帰ってすぐ寝ることにした
寝る前に本を読む習性がある俺は、旅行用に買っておいた本を取り出す
福井晴敏の「月に繭、地には果実」だ
思っていた以上にヘビーな内容だったため、すっかり眠気がさめてしまった
仕方ないのでぶらりと外に散歩に出た
電灯がないのでとても暗い
その分とてもよく星が見えた