技打ちとは技術者の打ち合わせのこと(制作サイド含む)
1月も終わりに差し掛かり、いよいよ修了制作が始動したわけです
俺が希望したのはロケドラマの編集兼スクリプター
外部から演出の人を招いて撮る、修了制作の華……らしい
そういう噂を耳にした俺は、真に受けて即刻立候補
今日がその打ち合わせの日だった
他の班が何をやるかというと
スタジオドラマ2本
歌番組3本
クイズ番組1本
よその班はというと、すでにスタッフ一同に企画書が配られ
同時に台本、スタッフ一覧、ディレクター(学生)の連絡先等など
徐々に連絡が行き届きつつある様子
肝心の俺の班はというと、そんなもの一向に回ってこない
先週末に渡された台本とスタッフ表だけが唯一の情報だ
流石にこれには一抹の不安を感じてしまった
気を取り直して技打ちに参加
恐ろしいことにディレクター陣が一人しか来ていない
制作コースからは5人、ディレクター、アシスタントディレクターが来る
とスタッフ表には書いてあるが……不安だ
まず外部から招いた演出家さんの挨拶と全員の自己紹介が始まる
台本とカット割を確認した後に、質問タイムとなる
俺たち編集チームが聞きたいのはそう多くはない
オフライン編集は自由気ままにやっていいとの言質を取れたので、目的の八割は達成した
更には、スクリプターとして現場に行くことも許可してもらえた
撮影は2月4日、5日の2日間
ロケ終了後の予定を尋ねてみるも、今制作チームが作っている、との一点張り
スケジュール表がないのは非常に困る
使用できる機材は限られているので、他の班と被らないよう
考えて機材の使用スケジュールを立てなければいけないからだ
来週頭には上がっているはずだ、との言葉を受け今日の技打ちは終了した
後日談的な話にはなるが、どうもうちの班の制作チームは
あまり学校に来ない人たちがたまたま多く集まっているそうだ
不安だ