今日、編集コースは自習であり、俺は来なくても良かったのだが
連絡の不備のため、間違って来てしまった
往復2時間という所要時間を考えると、そのままUターンするのは悔しい
せっかくなので階上で本番が行われている歌番組の収録にお邪魔することにした
殺風景なスタジオも、セットが組まれ照明が吊るされると
途端に華やかなものに変わる
鼻をつくスモークの匂いと、スモークを裂いて飛ぶレーザー光
ちょっと幻想的な光景である
が、肝心の歌はと言うとこれはもう惨憺たる有様だった
ボーカルが音痴だったのだ
周りを見渡してみると、どうやら皆同じ感想を抱いているらしく、一様に渋い顔をしている
音声の人間などは悲鳴を挙げていた
音質の管理も彼らの仕事なのだが、ひっくり返ってしまったボーカルの声まではどうしようもない
あとで苦労するのだろうな。合掌。
この日は結局遅くまで話し込んでしまい、暗くなってから帰宅した