リュートという楽器がある
ざっと300年ばかり前までヨーロッパで非常にポピュラーだった弦楽器だ
一人で弾いて良し、皆で弾いて良し
形はギターに似ていて、ピックや爪を使わず指で弦を弾くという楽器
マンドリン弾けますというだけで珍しがられる現代で
リュート弾けますと言えば、もう一体どんな目で見られるものか
俺は地味にピアノなどが弾けたりする
JR蒲田駅の電車の発着メロディーだって弾ける
音感だけは自慢できるわけだ
しかし、リコーダーやフルート(これはもうあやしい)など管楽器はやったことあるが
この22年、何故か弦楽器だけはとんと縁がなかった
忘れもしない高校1年の春に、時のバンドブームにあてられて
安物のエレキギターを買ってはみたものの
俺の指先はあまりに太すぎて
弦を押さえると、どうしても隣の弦に触れてしまう事がわかった
今では部屋の隅で立派なオブジェとして埃をかぶっている
実は5、6年前から弦楽器への興味はあった
バイオリンかリュートを習おうと考えたこともあった
が、バイオリンはちゃんとしたものとなると値段がかなり高く
おまけにけっこううるさいものらしい
一方リュートはというとこれも値段が高い
ちょっと手を出すのを躊躇してしまったのだ
自作する方法を掲載したページも知っていたが、手間がかかる
そもそも楽譜の流通量が乏しいので断念していたが
久しぶりにそのHP
http://www.crane.gr.jp/index.html/を拝見したところ
自作熱が再燃
自分で作った楽器とは思い入れも人一倍なんだろうな