どちらかをとれば、どちらかが消える
時間か、金か
俺はかなり時間に重きを置いている
お金はなくともそれなりに楽しくやれる趣味がいくつかあるのは
かなりの幸福だと思う
先日新木場までリュート用の材木、またその他の材料を求めひた走ったが
予算と金を軽く見積もってみると
どちらも許容範囲を軽く突破していることに気付いた
いいんだ、バイクとピアノがあれば幸せなんだ、俺は
気が早いと言われたが、空いた時間を使って修了制作の企画を練り始めた
そもそも制作チームでもない只の編集が、なぜしゃしゃるのかも疑問視されている
いいじゃない
作りたいドラマの構想が浮かんできてしまったのだから
コンペで採用されるかどうかはわからないが
とりあえず脚本と絵コンテを描こうと思う
それと別に
講師で来ているディレクターさんから先輩経由でバイトが回ってきた
今現在、盲目のダイバーというドキュメントを作ってるらしく
その編集の為に、撮り貯めたVTRのセリフ抜きをして欲しいということ
俺は40分のVHS6本分を請け負った
が、正直舐めていた
実にスイートに見ていた
画面にはキャラクターが入っているので
各セリフの頭ごとにタイムコードを書き記していくのが
非常に煩雑な作業だということに気付いたからだ
おまけに俺の担当したテープは、ほとんどがインタビューもの
セリフは長く、喋る人間もころころ変わる
期限は来週の月曜なのだが、なんだか非常にまずい予感がする