ならぬ集団企業説明会に行ってきた
学校が企画してくれた催し物で、蒲田のPIOなる施設のホールを借り
求人を出している企業、就職活動をしている学生を集め一斉に企業の説明会をやってもらおうというものだ
俺は何故か会場の手伝いに駆り出された為、会場予定より早い11時にPIOに向かった
我々お手伝いさんにも昼食が用意されていたのはありがたい
真昼間だというのに海老が食べられるとは思ってもいなかった
豪勢な弁当というのは大抵まずい、というのが22年間生きてきた俺の意見ではあるが
この弁当は本当に美味であった
さて、昼食を終えるといよいよ本格的に手伝いが始まる
来場した企業の人々に片っ端から挨拶をして、ブースまで案内するのだ
いかなる巡り合わせによるものか、俺はこの日一番話を聞きたかった企業さんを案内することが出来た
席に案内したついでに、後ほど説明を受けに伺うと挨拶をしておく
この手伝いの特権は外の長蛇の列を介さずに、真っ先にブースに迎えるという点にある
俺は目論見どおり、目当ての企業の最前列に座ることが出来た
先ほど挨拶をしたばかりなので、担当の人も俺の事を覚えてくれていたのは幸運だろう
企業の人の説明はかなり熱が入っていて、出来うる限り優秀な人材を獲得したいという熱意が伝わってくる
質疑応答のコーナーでもいくつか質問をし、知りたかったことはほとんど知れた
しかし一言一句も聞き逃さずに人の話を聞くというのは、非常に体力を使う
くたくたになった俺は、結局この日、2つの企業しか回ることが出来なかった
片手にぶら下げた鞄も心なしか重く感じる
緊張しっぱなしで一日を過ごしたここ大田区産業プラザだが、日曜には浮かれ気分で再び訪れることになろう
変集コースの友人たちと共に一旦学校に帰り、先生に会いにいくことにした
先生は学校で使っているPCのバックアップを片っ端から取る作業に追われ、とても忙しそうだった
が、ちょうどその作業も一段楽したようなので、一緒に帰ることにする
その足がいつの間にか居酒屋に向かっていたのは、これはもう俺の性と言ってもいいだろう
前回の酒席に誘われずへそを曲げていたぱやぴぃを加えて4人で酒を飲んだ
話題が下の方下の方へ向かうのもまた俺の性と言っていいだろう
この日はうっかり終電が危うくなる時間まで居座ってしまったので、千葉駅まで親父殿に迎えに来てもらう羽目になった